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by namazunahi

生きとし生きるもの

初期仏教の慈しみの瞑想の中に、生きとし生きるものが幸せでありますようにというフレイズがあります。
生きとし生きるものが幸せでありますようになんて偽善的やなと思う人も多々いると思いますが、生きとし生きるものが幸せであるなんて実現不可能なのは百も承知なのです。

例えば、道端で瀕死の小鳥を助けても元気になれば、昆虫などを食べる分けですから昆虫からみれば大迷惑な話です。
人間なんて、生命を維持するだけで他の生命を大量に奪ってますし。

この弱肉強食な世の中で生命全体が幸せなんて実現不可能でも、それでも生きとし生きるものが幸せでありますようにと願う心を育てるのが重要なのだと思いますね。
お釈迦様は、共存が競争に負ければ世の中は終わりと言ってるわけですから、なるべく世の終わりは遅く来てもらった方がよいですしね。
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by namazunahi | 2007-03-08 05:57